【FX取引結果】2021年9月の損益は+988,599円でした

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メインで運用しているFX自動売買の9月取引結果です
先月は収益がかなり落ち込みましたが、今月は通常に戻ってきました

 

 

1.決済損益

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決済損益:+988,599

 

もうちょっとで100万円の大台だったので少し残念な感じになっていますが
十分な収益です

 

2.損益累計

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決済損益 累計:+6,210,632
評価損益   :-3,765,937
純利益 累計 :+2,444,695

 

評価損が膨らみました
AUDNZDは評価損が減ってきましたが
GBPUSDの評価損がかなり膨らんでいます
逆にいうとGBPUSDはいまが始めどきです

 

3.通過ペア別 決済損益

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今回はGBPJPYがトップでした
1週間で251pipsをとれた週があり、かなり効率のよい稼ぎ頭としての働きをしてくれました

 

4.設定見直し

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いまの設定はこちら
すべて、10pipsごとに同じ通貨数でトラップ仕掛けています

AUDNZD、GBPUSDは始めるにはいいタイミングで価格が下がっています
GBPJPYも短期的には始めるのにいいタイミングです

 

5.まとめ

9月はおとなしいながらもいつの間にか稼いでくれていたという感じでした
ちょっと評価損が膨らんできてしまったので新しいポジションを持つのは慎重になりたいと思います

 

 

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【FX取引結果】2021年8月の損益は+417,050円でした

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メインで運用しているFX自動売買の8月取引結果です
8月はまさに夏枯れ相場、さっぱり動きのない相場でした
収益も残念な結果です

設定を載せてくれというリクエストをもらったので
簡単ですが今回から載せています

 

 

1.決済損益

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決済損益:+417,050

 

先月までの決済益はどこへ行ってしまったのか
ここのところの半分くらいの収益でした
先月がよすぎたから余計に少なく見えてしまいます

 

2.損益累計

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決済損益 累計:+5,222,033
評価損益   :-2,276,734
純利益 累計 :+2,945,299

 

評価損が膨らみました、AUDNZDとGBPUSDが原因です

 

3.通過ペア別 決済損益

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今回はNZDJPYがトップでした
注文設定間違って持ってしまっていたNZDUSDがすべて決済されたのが
地味にうれしいです

 

4.設定見直し

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いまの設定はこちら
すべて、10pipsごとに同じ通貨数でトラップ仕掛けています

AUDNZDは成績よくないのでおすすめしません
NZDJPY、GBPUSDがここのところの稼ぎ頭なのでおすすめです

 

5.まとめ

8月は全然決済なくてテンションあがらない1ヶ月でした
まぁ、決済きてもこなくてもやることは変わらないのですが
年末もこんな感じになるのかな

 

 

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【100万FX】2021 week06(β版)

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実験6週目が経過

 

今週はマイナス方向に動いた週だったため
少し控えめな決済益でした

 

 

1.100万FXとは

 

僕が普段のトラリピ運用のなかで
「このやりかたなら収益あげられそうだ」
と思っている方針を、もう少し収益にこだわって運用してみたい
そんな実験が「100万FX」です

 

やりながらルールを固めていくので
まだまだしっかりとしたルールはありません
(なのでまだβ版)
ルールが固まってきたら、ゆくゆくは運用方針なんかをまとめていこうと思います

 

僕は「みんなのFX」を使って運営をしているので
このページの説明もみんなのFXのページ前提で記載しています

 

(FX会社をみんなのFXにした理由はこちら)

bullbuta.hatenablog.com

 

2.今週設定していた注文内容

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注文はすべてIFD注文です

 

3.取引結果:今週の決済損益

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決済損益:+3,312

 

年利換算するとおおよそ17.2%の利益率です

 

4.取引結果:これまでの累計損益・純利益

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決算損益累計:+28,356
評価損益:-11,641
純利益:+16,715

 

マイナス方向に動いたため、決済益は控えめ
評価損は大きくなり、純利益は先週比でマイナスになりました

 

5.保有しているポジション

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今の時点で決済注文が約定していない保有ポジション

 

保有ポジションたまってきたので来週以降に期待です

 

6.来週の設定内容

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来週はこれでいきます

 

7.まとめ

マイナス方向に動いてしまい思わしくない結果でした
ポジションはたまったので来週以降の決済に期待

 

週の中での再注文が漏れてしまいました
週末だけの設定で回るようになるといいのですが
難しいのかもしれない

 

やっぱりトラリピのほったらかしはラクだなと
思ってしまいます

 

 

 

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【投資研究】FXスワップポイント投資 その3

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今回の研究テーマ
「高利回り通貨でのスワップポイント投資」
のつづき

 

前の記事までに
どの通貨ペアがいいか、どの証券口座がいいか
を調査してきました

前回の記事(その2)はこちら↓

 

その結果、MXNJPYを投資対象として検討をしようとなり
今回は、MXNJPYにフォーカスして一歩踏み込んだ調査をしました

 

 

1.証券口座を選ぶ観点は

MXNJPYのスワップポイント投資を行うにあたり
証券口座選びでは次のポイントを大事な観点として評価しました

 

スワップポイント

これは当然として必要な観点
収益の大きさを決める直接の要素となります

 

スワップポイントへの課税・非課税

前の記事で書いたとおり、スワップポイントに対する課税が
あるかないかによって投資効率が大きく変わります
課税の口座を選んでしまうとスワップポイント投資の大きなメリットが
得られなくなってしまいます

 

最小取引単位

最小取引単位が小さいほど、受け取ったスワップポイントの
再投資がしやすくなります
複利の効果を得るためには、受け取ったスワップポイントを
どんどん再投資していくことが重要になるため
なるべく短いサイクルで再投資を行うためには
最小取引単位が小さい口座を選んだほうが有利です

 

スプレッド

最初の記事でも書いたとおり、スワップポイント投資といえども
ある程度は売買を行いながら決済益も確定させていく必要があります
この場合、スプレッドが大きくなると為替差益を得にくくなるため
スプレッドの大小は資金効率に影響します

 

2.MXNJPYスワップポイント投資にはどの証券口座がよいか

ここまでに挙げた観点をもとに、証券口座を調査しました
結果はこちらです(2021/8月時点)

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青い部分はプラス評価の箇所、赤い部分はマイナス評価の箇所です

スワップポイントは2021年/7月の1ヶ月間、1万通貨保有時の
受け取りスワップポイント実績を1日あたり平均に直した数値です

また、スワップポイントが課税対象となる口座は表からも除外しました

 

スワップポイントの大きさではJFXとヒロセ通商が
頭ひとつ抜き出ていますが、最小取引単位が10,000通貨と
大きな資金が必要となっています
さらにJFXではスプレッドが0.8銭と他の口座に比べて
かなり大きく長く投資するとじわりじわりと効いてきそうです

 

スワップポイントが次点で大きなのはLIGHT FXとLINE FX
最小取引単位も1,000通貨から投資可能で
投資しやすいバランスのよい条件になっています

 

スワップポイントは小さいが特筆すべき口座として
SBI FXトレードの最小取引単位 1通貨というのが大きい特徴です
数円単位での投資が可能なため、受け取ったスワップポイントの
再投資がかなり行いやすい条件になっています

 

 

これらを踏まえて、

の2つの証券口座でMXNJPYのスワップポイント投資を
はじめることにします

 

まず、最小取引通貨が10,000通貨であるJFXとヒロセ通商は
大きなスワップポイントは魅力的であるものの
追加投資にはまとまった資金が必要になります

僕は積み立てにより資金を増やしていきたいと考えており
大きな資金が必要なこれらの口座では運用がしにくいと判断しました
また、受け取ったスワップポイントを再投資するサイクルも
長くなってしまうため複利のメリットを活かしにくい条件である
ことも対象外とした理由です

 

これにより、次点でスワップポイントが大きなLIGHT FXが
繰り上げ当選となりました

 

SBI FXトレードについては、最小取引単位の小ささに魅了を感じ
特別枠として採用しました

本命というよりは、実験的に再投資・複利がどれだけ
効いてくるのかを実験してみたいという狙いです

 

3.まとめ

「MXNJPYのスワップポイント投資をどの証券口座でやるか」のまとめです

  • 本命は、最小取引単位が1,000通貨であり、スワップポイントが比較的大きなLIGHT FX
  • 特別枠として、1通貨単位から投資可能なSBI FXトレードで再投資・複利の影響力を実験

 

1通貨単位から投資可能なFX口座があるというのは驚きでした

SBI FXトレードは積立FX用の口座もあり、新興国通貨でなければ
こちらの口座で取引してみるのも面白いかもしれません
ちなみに、積立FXはスプレッドなしというかなり好条件です
(残念ながらMXNJPYは取り扱い通貨ペアに含まれていませんでした)

 

3回に渡るスワップポイント投資のリサーチは以上です

スワップポイント投資のなんとなくのイメージは持っていましたが
リサーチして、実際に数値シミュレーションしてみることで
よりイメージが具体化されました

 

今回はMXNJPYを対象にしますが、RUBJPYも取引量が増えれば
証券会社から提示される条件がよりよくなり
さらに魅力的な投資対象になるかもしれません
こちらも引き続きウォッチしてみようと思います

 

このテーマの前回・前々回記事(その1)(その2)はこちら↓


 

 

【投資研究】FXスワップポイント投資 その2

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今回の研究テーマ
「高利回り通貨でのスワップポイント投資」
の続きです

 

前回は、どの通貨ペアを選んだらいいか?について調べてみました

前回の記事はこちら↓

 

そして今回は、たくさんある証券口座のなかから
どれを選ぶのがよさそうか?について調べました

 

 

1.高利回り通貨ペアを扱っている証券口座を調べてみた

前回の記事でまとめたとおり、高利回りが狙えそうな通貨ペアは
次の4つでした

  • RUBJPY
  • CNYJPY
  • MXNJPY
  • ZARJPY

MXNJPYとZARJPYは、スワップポイント投資ではよくみる
代表的な高利回り通貨ペアなので、もらえるスワップポイントが大きそうな
証券口座を対象にリサーチしました

 

RUBJPYとCNYJPYはまだまだマイナー通貨であり
取り扱いをしている証券口座も限定的だったため、
こちらはもらえるスワップポイントに関係なく、通貨ペアの取り扱いがある
証券口座を対象にリサーチしました

 

リサーチの結果はこちらです(2021/8月時点)

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4つの通貨ペアのなかで、もらえるスワップポイントが一番大きい証券会社を
濃い青色で塗りつぶしています(次点がうすい青色)

 

通貨ペアごとに見ると、それぞれ下記の証券会社がもらえるスワップポイントが大きいです

  • RUBJPY : 外為どっとコム
  • CNYJPY : SBI FXトレード
  • MXNJPY : JFX、ヒロセ通商 LION FX
  • ZARJPY : JFX

 

単純にスワップポイントだけを比較すると、このような結果になるのですが
リサーチをしている中でスワップポイント以外にも
気をつけるポイントが見つかったので整理します

 

2.証券口座選びでスワップポイント以外に気をつけること

A.スワップポイントの課税・非課税

スワップポイントとして受け取る金額が課税対象になるか?
については証券会社ごとに扱いが異なるようです

 

多くの証券口座は、ポジションを決済したタイミングで
スワップポイントに対しても課税対象となる、という処理方法でした

これは言い換えると、決済をしない間はもらったスワップポイントに対する
税金がかかないため、税金分も再投資に回すという効率の高い投資が行える
ことになります

 

一方、一部の証券口座ではスワップポイントを受け取ったタイミングで
その年の課税対象となる収益として処理されてしまうため
確定申告のタイミングで税金を収めなければなりません
このため、約20%の税金分は翌年の投資に使えず
投資効率は低くなってしまいます

 

先程の表の中で、赤色に塗っている証券口座については
スワップポイントが課税対象になる、もしくは、
処理方法が明記されていない(課税対象となる可能性がある)
ということになります

 

スワップポイント投資という方法を選ぶのであれば
避けたほうがいい証券口座となるでしょう

 

B.スワップポイントの端数処理

10,000通貨ごとに1日 5円のスワップポイントをもらえる場合、
1,000通貨だけ持っている場合は1日 0.5円のスワップポイントということになります
この場合、小数点以下の金額はもらえるのでしょうか?

 

このような端数金額がどのように扱われるのか、という点も
スワップポイント投資をするにあたってはチリツモで差がでてくる要因になります

 

こちらも、多くの証券口座では、小数点以下のスワップポイントも
積上げて加算してくれ、決済のタイミングで小数点以下を切り捨てる
という方法を採用していました

 

一方、表の中で赤く塗っている証券口座は
処理方法が不明であったり、小数点以下は積上げられない方法になっています
(Aで記載したように、毎日収益化されるのでその時点で小数点以下切り捨てられる)

 

C.最小取引単位

スワップポイント投資では、もらったスワップポイントを
更に再投資することで複利の効果を得ることを狙います

 

このとき、もらったスワップポイントをなるべく早く再投資するには
最小取引単位が何通貨であるのかが大事になります

 

例えば、下記のような条件で投資をする場合、

  • MXNJPYを投資
  • 1メキシコペソ = 5.5円、レバレッジ1倍で取引

最小取引単位が10,000通貨の場合は、55,000円が必要である一方
最小取引単位が1,000通貨であれば、5,500円で投資ができます

 

1日500円のスワップポイントをもらえるとすると
55,000円ためるには110日待ってから再投資しなければならないですが、
5,500円ためるのであれば11日で再投資が可能になります

 

これにより再投資のサイクルが短くなり、
お金がお金を生み出すメリットを早く得られるようになります

 

資金が小さい、投資し始めのタイミングであるほど
この差は大きなものになるでしょう

 

3.いちばん高利回りが狙える「通貨ペア」 × 「証券口座」の組み合わせ

 4つの通貨ペアごとに
一番大きなスワップポイントがもらえる証券口座を選ぶと
どれくらいの収益が期待できるのかを計算してみました

 

計算の条件:

  • スワップポイントは1万通貨保有した場合の2021/7月の1ヶ月間の実績を使用
  • レバレッジは1倍
  • スプレッドなどのコストは計算に含めない

 

結果はこのようになりました

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MXNJPYが最も利回りがよく、
続いて、ZARJPY、RUBJPY、CNYJPYの順に利回りが下がっていく
結果となりました

 

前回の記事で載せた理論上の利回りと比べてみると
理論値と実績の間には、利回りの大きい順番も利回りの大きさも
乖離がある状態です

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RUBJPYやCNYJPYは取引量も小さく、
証券会社も顧客にとって魅力的な条件を
提示できないのではないかと考えられます

 

各国の政策金利は参考としつつも、
実績をみながら通貨ペア × 証券口座を選ぶことが
大切であるとわかります

 

さらに、通貨ペアごとにレバレッジ何倍までリスクをとれるか
という条件も変わってくるため
そこまでの条件を加味して自分にあったリスク許容度と
収益性のバランスを計算してみる必要があります

 

僕としては、調査の結果としてMXNJPYを最有力として
検討を深堀りすることにしました

 

4.まとめ

「どの証券口座を選べばいいのか」についてまとめます

  • 基本はもらえるスワップポイントの大きな口座を選ぶのがよい
    ただし、スワップポイント以外の条件についても確認する
    (最小通貨単位、スワップポイントに対する課税)
  • 証券会社ごとにもらえるスワップポイントは大きく異なり、政策金利の差(理論値)とも乖離するため、スワップポイント実績をもとに試算して有利な条件の口座を探す

 

個人的にはMXNJPYをメインで検討を進めるつもりです
もらえるスワップポイントだけでなく、最小通貨単位など気にするべき
ポイントが他にもあると発見できたのが収穫でした

 

この記事はここまで
次は「MXNJPYを始める証券口座」に絞って
調査を深堀りしてみます

 

続きの記事(その3)はこちら↓

 

 

 

【投資研究】FXスワップポイント投資 その1

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今回の研究テーマ
「高利回り通貨でのスワップポイント投資」

 

ほったらかし投資ができそうなスワップポイント投資
興味はあるけれど、どのくらい儲かるのか?
はじめるならどの通貨がいいのか?
どの証券口座がいいのか?

 

と興味を持っていたスワップポイント投資について調べてみました

 

 

1.スワップポイント投資とは

FXでは、2つの国の通貨を交換する為替取引をおこないます
「USD/JPYという通貨ペアを買う」という取引は、
「日本円(JPY)を自分は差し出し、代わりにアメリカドル(USD)を受け取る」という取引です

 

この2つの通貨を交換したとき、スワップポイントというものが発生します
それぞれの通貨を持っているともらえるはずの金利は通貨ごとに異なり
この2つの通貨の金利差を調整するのがスワップポイントになります

 

低い金利の通貨を差し出して、代わりに高い金利の通貨を受け取ると
両方の通貨金利の差額がスワップポイントとしてもらえます

 

この金利差であるスワップポイントを貯めることで儲けよう
というのがスワップポイント投資です

 

2.どの通貨ペアがいいのか

スワップポイントは2つの通貨の金利差により決まるので
通貨ペアごとにもらえるスワップポイントが変わります

 

通貨の金利は、主に国ごとの政策金利によって影響を受けます
代表的な国・通貨の政策金利を調べてみました(2021年8月時点)
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日本はマイナス金利政策が続いており、日本円で預貯金をしても全くお金はたまらない状態です・・・
一方、いくつかの通貨では1.0%を超える政策金利が設定されており
金利の低い日本円を差し出して、高金利の通貨を受け取ることで
金利差分のスワップポイントをもらってしまおうというものです

 

2つの通貨間の金利差は、
「受け取る通貨の金利」-「差し出す通貨の金利」で求められます
例えば、日本円を差し出し、米ドルを受け取る場合は
0.25 -(-0.1)=0.35 の利回りが得られることになります

 

金利の日本円を差し出し、高利回りの通貨を受け入れる場合の
金利差をまとめてみました
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日本円がマイナス金利なので、だいたいの通貨ペアであれば
プラスのスワップポイントがもらえるのですが
その中でもより利回りのよい、1%を超えてくる通貨ペアは
表の5つになりました

 

実際は証券会社ごとにスワップポイントを設定するので、
この数値はあくまでだいたいの傾向を示した参考値ですが
それでもトルコリラ(TRY)の金利の高さが圧倒的です 

 

3.一番金利差の大きい通貨ペアを選べばいい?

ここまでの内容を見ていると
「じゃあ、TRYJPYの通貨ペアに投資すればいいじゃん」
と思ってしまうのですが、実は他に気にしなければいけない点があります

 

下のチャートはTRYJPYの月足推移です
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チャートからひと目でわかるとおり
10年以上の期間、順調な下落を続けています
この状況でTRYJPYのポジションを持っていると、どんどんと評価損が膨らみ
いずれロスカットされてしまいます

 

メジャー通貨では、長い期間をかけて一定レンジ内でスイングを繰り返しますが
新興国通貨では、このような一方向の下落を描くようです

 

下落による評価損の拡大は、もらえるスワップポイントよりも大きいことが一般的で、
いくらスワップポイントがもらえるといっても
これでは投資として成り立ちません

 

先程あげた高金利が得られる5つの通貨ペアのうち
TRYJPY以外についても見てみます

 

<RUBJPY>
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<CNYJPY>
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<MXNJPY>
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<ZARJPY>
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どうでしょうか?
CNYJPYを除くと、いずれの通貨ペアもやはり右肩下がりです
ただし、TRYJPYほど一直線で右肩下がりというわけではなく
上下のスイングを繰り返しながら長い期間をかけて下落していることがわかります

 

長期間では下落することを前提に投資をすることになるため、
「一度ポジションを持ったら完全ほったらかし」というわけにはいかず
安く買って高く売ることによる為替差益による収益もあげていくことが
ポイントになります

 

4.まとめ

スワップポイント投資をする際の注意点」「どの通貨ペアを選べばいいのか」
をまとめます 

  • スワップポイント投資は2つの通貨ペアの金利差で儲ける
  • 金利差の大きい通貨ペアを選ぶことでもらえるスワップポイントが大きくなる
  • 金利の通貨(新興国通貨)は長期目線では下落トレンド、為替差損が発生してしまう
  • 完全ほったらかしでなく、安く買って高く売るトレードが場面ごとに必要
  • 通貨ペアを選ぶとしたら以下の4つ(TRYJPYは難しすぎるので対象外)

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スワップポイント投資の代表格として、
ネットでよく見かけるのは「TRYJPY」「MXNJPY」「ZARJPY」ですが
今回調べてみたところTRYJPYは難易度が高そうだということが見えました
また、RUBJPY、CNYJPYといった今まで知らなかった高利回り通貨ペアも
発見できたのが収穫です

 

この記事はここまで
次は「どの証券口座がよいか」について調べてみます(つづく)

 

 続きの記事(その2)はこちら↓

 

 

 

【FX取引結果】2021年7月の損益は+1,254,183円でした

f:id:bullbuta:20210619213337p:plain

 

メインで運用しているFX自動売買の7月取引結果です

7月は第3週に大きな収益をあげ、過去最高の月間収益額になりました

 

 

1.決済損益

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決済損益:+1,254,183

 

過去最高の決済額でした

大台の100万円も超えてきました

 

2.損益累計

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決済損益 累計:+4,804,983
評価損益   :-1,144,158
純利益 累計 :+3,660,825

 

決済額が大きく増え、評価損は先月と同じくらいの水準
結果として、純利益も伸ばしています

 

4月以降の利益の積み上げが順調に進んでいます

 

3.通過ペア別 決済損益

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GBPUSDがトップ、GBPJPYとNZDJPYが次点争い
ポンド系通貨はボラティリティが大きいので
マイナス方向に動くと評価損の膨らみも大きいですが、
プラス方向に動くと一気に稼いでくれます

下は、7月のGBPUSDのチャート

大きいきれいなV字があったのでここでかなり決済益を稼げました

チャートは載せていませんがGBPJPYも大きいV字がありました

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4.設定見直し

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EURGBPを一旦、設定解除しました

EURGBP、GBPJPYは狙いたいレンジの近くを動いているので
レンジ内に入ってきたらまたポジション捕まえにいきます

(これ以外に間違えてポジション持ってしまったNZDUSDもあります…)

 

 

5.まとめ

しっかり稼いでくれてありがたいな、という1ヶ月でした

マイナス方向に動いて評価損が大きくなったときはどきどきしましたが

8月以降もこのまま安定的に稼いでほしいです

 

 

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